結婚指輪にエタニティリングを選ぶ|人気デザインと後悔しない選び方

メレダイヤモンドをふんだんに使ったエタニティリングは、エレガントな佇まいが魅力で憧れをもつ女性も多くいらっしゃいます。
結婚指輪としてエタニティリングを選びたい!という声もよく聞きますよ。
ただ、日常使いの結婚指輪に華やかなエタニティリングは問題ないのでしょうか。また、結婚指輪にするならどんなデザインを選べばいいのでしょうか。
結婚指輪にエタニティリングを選ぶメリットとデメリット、エタニティリングの種類とデザインの違いについて解説します。
エタニティリングとは永遠の象徴
エタニティリングとは、同じサイズ・同じカットのダイヤモンドを一列に並べたリングのことです。
その美しいデザインは、「永遠に変わらない気持ち」を象徴し、多くの人々に愛されています。
また、華やかで上品な印象を与えるため、結婚指輪としてだけでなく、結婚記念日など特別な日のプレゼントにも選ばれることが多いです。
エタニティリングは、大切な人への想いを込めた特別なジュエリーとして相応しい存在感を放っています。
エタニティリングの種類
エタニティリングには大きく分けてフルエタニティ、ハーフエタニティの2種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。
フルエタニティ
全周にダイヤモンドをセッティングしたリングをフルエタニティと呼びます。そのゴージャスさから憧れを持つ人も多いと聞きます。
ダイヤモンドの品質やサイズによって美しさやボリューム感が変わりますから、購入の際はいろんな種類を見比べてみると良いでしょう。
◇メリット
フルエタニティの魅力は、360度どの角度から見てもダイヤモンドが美しく輝く点にあります。
全周をダイヤモンドで囲むことで、一般的なジュエリーでは表現できない特別感と華やかさを演出します。
そのゴージャスで存在感のあるデザインはワンランク上の品格を持ち、身に着けるだけで洗練された印象を与えます。
さらに、フルエタニティを日常使いの結婚指輪に選ぶことで、特別感に満ちた毎日を楽しむことができるでしょう。
リングが回転しても見た目が変わらないため、指輪が回りやすい人にとっても快適に使用できる点が魅力です。
また、そのエレガントなデザインは、大切な記念日やフォーマルなシーンでも活躍し、長く愛されるジュエリーとなるでしょう。
◇デメリット
ドラマティックな美しさを放つフルエタニティですが、その華やかさゆえにいくつかのデメリットも存在します。
全周にダイヤモンドがあしらわれているため、サイズ直しが難しく、サイズ変更が必要になった場合は一から作り直しとなることがあります。
さらに、ダイヤモンドが全周に配置されている分、ぶつけたり傷つけたりするリスクが高く、特にアクティブな場面や力仕事の際には注意が必要です。
日常的に使用する場合はシーンに合わせて指輪を外すなど工夫すると良いでしょう。
また、デザインによっては地金部分が少ないためリング内側に刻印をいれたり、シークレットストーンを埋め込むことが難しい場合もあります。
特別なメッセージや記念日を刻印したいと考えている場合や、内側に宝石を埋め込みたいという場合は、事前にお店に相談し、可能かどうかを確認しておくと良いでしょう。
ハーフエタニティ
ハーフエタニティは半分だけダイヤモンドがセッティングされたリングです。
手のひら側にダイヤモンドが入っていないため、普段使いしやすく実用的でありながら、着けたときの見た目はフルエタニティとほとんど変わりません。
このため、華やかさと実用性を両立させたい方に選ばれることが多く、日常生活でエタニティリングを楽しみたい方にとって理想的なデザインと言えるでしょう。
◇メリット
ダイヤモンドがリングの半分だけにセッティングされているため使い勝手が良く、裏側をぶつけてもダメージをあまり気にせず使えます。
また、フルエタニティに比べると価格が抑えられる点も魅力の一つです。
さらに、リングの地金部分が多いため刻印を入れることができるデザインが多く、特別なメッセージを刻んだり、宝石を埋め込むことも可能です。
デザインによっては多少であればサイズ直しが出来ることもあります。
日常的に着けやすいデザインと使い勝手の良さから、結婚指輪として選ばれることが多い点もハーフエタニティが人気の理由です。
◇デメリット
メリットがある一方で、ハーフエタニティにもいくつか注意点もあります。
まずは見た目の問題で、リングが回ってしまうとダイヤモンドがセッティングされていない地金部分が見えてしまうことがあります。
デザインによってはサイズ直しができない場合もあるため、購入前に確認することが大切です。
また、サイズ直しが出来てもリングの輪の部分が楕円になってしまうことがあります。
身に着けたときの見た目に影響はありませんが、気になる方はサイズ直しする前に楕円にならないか確認すると良いでしょう。
さらに、フルエタニティよりも使いやすいとされていますが、ハーフエタニティも繊細なジュエリーなので力仕事やスポーツ時には外しておく方が安心です。
これらの点を踏まえて、自分のライフスタイルに合ったリングを選ぶことをおすすめします。
エタニティリングの留め方いろいろ
エタニティリングにはいろんな留め方があり、それによって印象が大きく変わります。
あなたにぴったりのデザインを探してみましょう。
爪留め
Holy
ホーリー (12石) / Pt900
爪留めは、エタニティリングの中でも最も王道な留め方で、爪と呼ばれる小さな地金で宝石を押さえて留めます。
小さな爪だけで留めているためダイヤモンドに最大限の光が入り、ダイヤモンド本来の美しい輝きを楽しむことができます。
爪の数によって強度が変わり、エタニティリングだと4点留めのものが多いです。
共有爪と呼ばれる、一つの爪で隣り合う二つのダイヤモンドを留めるデザインは、スマートで洗練された印象を与えます。
ただし、共有爪はデザインによっては繊細で、着け方に注意が必要です。
しっかりとダイヤモンドを固定した4点留めのデザインを選ぶ方が結婚指輪として安心して長く使用できるでしょう。
レール留め(チャネルセッティング)
Ballon
バロン(18石) / Pt900
レール留めは、ダイヤモンドを両側からレールのように押さえて固定する留め方です。
この方法の最大の特徴は、引っ掛かりがなく日常での使い勝手が非常に良い点です。
また、宝石を衝撃から守りやすいデザインで、実用性に優れています。
一方で、レール部分が目立ちやすく、デザインとしての好みが分かれることもあります。
耐久性と引っ掛かりの少なさを重視する方には、レール留めのエタニティリングがおすすめです。
ほり留め
Etoile
エトワール(9石) / Pt900
ほり留めは、地金を掘り起こしてダイヤモンドを留める方法です。
ダイヤモンドが埋め込まれる形になるため引っ掛かりがなく、日常使いに適しています。
また、小さな爪で留める仕様になっており、レール留めに比べてダイヤモンドそのものの存在感をしっかり感じられるのが特徴です。
さらに、小さめのメレダイヤモンドを使用してもデザインが細くなり過ぎず、リング全体の存在感を楽しむことができます。
華やかさと使いやすさを兼ね備えたデザインが魅力です。
フクリン留め
フクリン留めは、ダイヤモンドの周囲を地金で完全に取り囲むかたちで留める方法です。
地金が光を遮るため、ダイヤモンドへの光の入り方は少なくなりますが、その分しっかりと保護されるので、安心感が高いのが特徴です。
引っ掛かりも少なく、使い勝手も良いでしょう。
ダイヤモンドを1つずつ地金で縁取るため、一粒が大きく見えるのもメリットです。
また、フクリン留め特有のデザインは個性的で、クラシックかつモダンな印象を与えるリングとなるでしょう。
カラーダイヤモンドを取り入れてエタニティリングを楽しもう
エタニティリングの主役といえば小粒でも強い輝きを放つダイヤモンド。
そのダイヤモンドのカラーを少し変えるだけでオリジナリティあふれる結婚指輪となります。
ピンクダイヤモンド
Ballon
バロン(15石) / Pt900 アレンジ
ピンクダイヤモンドは、その愛らしい色合いから愛情や幸福を象徴する宝石として高い人気を誇ります。
特に天然のピンクダイヤモンドは非常に希少であり、その存在だけでも特別な価値を感じさせます。
一方で、市場に出回るピンクダイヤモンドの中には、処理を施してピンク色に仕上げられたものも多く存在します。
そのため、本物の希少なピンクダイヤモンドを選びたい場合は、信頼できる専門店で購入することが大切です。
また、ピンクダイヤモンドはカラーバリエーションが豊富で、「桜のように淡い優しい色合い」のものから「ネオンのように情熱的な濃い色合い」など様々あります。
選ぶ際は好きな色かどうか、肌を美しく見せてくれるかどうかなどをチェックしながら選ぶと良いでしょう。
ピンクダイヤモンドを自由にカスタム出来る北海道唯一のジュエリーショップ「LEGAN」
ブルーダイヤモンド
Bouvardia
ブバルディア / Pt900
ブルーダイヤモンドは、結婚式の伝統「サムシングブルー」にも象徴されるように、ブライダルリングで人気の高い宝石です。
その鮮やかな青い色合いは、幸福や平穏を象徴しているようで特別なリングによく合います。結婚指輪の内側に入れるカップルも多いです。
しかし、天然のブルーダイヤモンドは非常に希少で、市場にはほとんど出回っていません。
そのため、一般的には人工的な処理を施して青色にしたものが流通しています。
ブルーの色合いに応じて、「ブルーダイヤモンド」「スカイブルーダイヤモンド」「アイスブルーダイヤモンド」といった名称が使われます。
その他のダイヤモンド
イエロー、ブラウン、ブラックなど、いろんな色のカラーダイヤモンドを使うことで、自分らしさや個性を表現することができます。
鮮やかな色合いのダイヤモンドは、無色透明のダイヤモンドにはない一味違う魅力を持っています。
イエローダイヤモンド、ブラウンダイヤモンド、ブラックダイヤモンドは比較的自然のままの色合いで流通しているものが多く、ファッションジュエリーにも人気がある宝石です。
ピンク、ブルー、グリーン、レッドなど華やかなカラーダイヤモンドは人工的な処理を行い、色をつけている場合も多いです。
処理をおこなうことで様々なカラーのダイヤモンドを作り出すことが出来るため、購入する際にはダイヤモンドが天然の色か、処理を施したものかを確認するようにしてくださいね。
信頼できる店舗で説明を受けながら選ぶと安心ですよ。
結婚指輪としてエタニティリングを選ぶときの注意点
エタニティリングを選ぶ時にはどんなことに注意して選ぶと良いのでしょうか。
ファッションリングとしてではなく、結婚指輪としてエタニティリングを選ぶポイントをみていきましょう。
サイズ選びは慎重に
ジュエリーを選ぶ際、サイズ選びはとても重要ですが、特にエタニティリングはデザインの特性上、サイズ直しが難しい場合が多いため、慎重に選ぶ必要があります。
指のサイズは「季節や時間帯、体調などによっても」微妙に変化します。
例えば、夏場は指がむくみやすく普段より+ 0.5〜1.0号ほどサイズが大きくなることがあります。
一方、冬場は指が細くなる傾向があり、−0.5〜1.0号ほど小さくなることもあります。
このような傾向を考慮して自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。
購入する際はお店のスタッフに相談するのがおすすめです。
専門の知識を持ったスタッフが、あなたの指にぴったり合うサイズを提案してくれるでしょう。
可能であれば、サンプルリングを実際に着けてみることで、フィット感や見た目を確認することもできます。
サイズ選びを慎重に行うことで、長く快適にジュエリーを楽しむことができます。
納期に余裕をもつ
エタニティリングはお客様のサイズに合わせて製作するため、納期がかかることが多いです。
特に、結婚指輪の場合は内側に刻印を入れたりオリジナル要素を加えるなどして、
製作に時間がかかることもあるため、余裕をもって注文することをおすすめします。
納期はおおよそ1ヶ月〜2ヶ月程度が一般的ですが、お店やブランド、デザインによっても異なることがありますので、きちんと確認しておくと安心できますよ。
信頼できるお店で購入する
オンラインショップや実店舗のどちらで選ぶにしても、信頼できるお店を選ぶことが非常に重要です。
デザインや価格の魅力に惹かれることもありますが、万が一のトラブルや不安な点があったときに、お店側にしっかりと相談できる体制が整っているかどうかも大切なポイントです。
実店舗があるかどうか、創業年数や店舗の歴史、さらに口コミなどの評価を確認することで、お店の信頼度をしっかりと把握することができます。
これらの情報を参考にして、安心して購入できるお店を選びましょう。
信頼できるお店の特徴
ここでは信頼できるお店とはどんなところか、特徴をさらに深掘りしていきます。
スタッフの商品知識が豊富で、こちらの話を聞いてくれる
結婚指輪を購入する際には、信頼できるお店で選ぶことがとても大切です。
優良なショップでは、お客様の希望や悩み、予算に応じて最適な商品を提案してくれるため、満足度の高い買い物が期待できます。
また誠実なお店であれば、商品の魅力だけでなく、ウィークポイントについても正確に伝え、その対策についても提案してもらえます。
さらに、優良なショップは安さだけを売りにせず、押し売りや過度な値引きで販売しようとしないのも特徴です。
一方で、常に二重プライスを掲げているお店では、値引き前の価格をわざと高く設定し、大きく値引きしているように見せかけている場合もあるため注意が必要です。
信頼できるお店で購入することで、ジュエリー選びの満足度が格段に上がるだけでなく、安心して特別な逸品を手に入れることができます。
鑑定書・鑑別書がある
鑑定書はダイヤモンドの品質評価レポート、鑑別書は使われている宝石の宝石種や処理の有無が書かれたレポートのことです。
これらの書類は販売店が発行するものではなく、信頼できる第三者機関の鑑定機関によって発行されるため、購入するジュエリーの素材や品質を正確に知るための重要な参考資料となります。
特に高額なジュエリーを購入する際には、これらの書類が付いていることが信頼性の確認につながります。
鑑定書は一般的に1粒0.15ct以上のダイヤモンドにしか発行できないため、通常エタニティリングは鑑別書が付けられていることが多いです。
ただ、きちんとしたお店であれば、どんな品質のダイヤモンドを使っているか説明してもらえるはずですよ。
アフターサービスが充実している
アフターサービスが充実してると、購入後も安心してエタニティリングを愛用できます。
例えば、修理をいつでも受け付けてもらえるお店であれば、万が一のトラブルにも素早く対応してもらえます。
また、石揺れのチェックやクリーニングといった日常のメンテナンスを無料で行ってくれる場合もあります。
保証内容が充実しているということは商品に対する自信と責任を持っている証でもあり、一生涯付き合いのできるお店であることが多いです。
誠実なブランドやショップで購入することで、エタニティリングを長く大切に使い続けることができるでしょう。
エタニティリングを綺麗に使い続けるコツ
ここからは毎日身につけるエタニティリングを綺麗に使い続けるコツをご紹介します。
ちょっとした習慣や工夫で美しい状態を保つことができますよ。
日常的なお手入れ
エタニティリングを美しく保つためには、日常的なお手入れが欠かせません。
基本的なお手入れ方法は簡単で、外した後で柔らかい布で指輪全体についた汚れを拭き取ってあげましょう。
使う布で特におすすめなのはセーム革やジュエリー専用のクロスです。
また、メガネ拭きでも代用可能ですが、その場合はジュエリー専用と分けて使用すると良いでしょう。
汚れが特に気になる時は、食器用洗剤を数滴たらしたぬるま湯にしばらく浸け、柔らかい歯ブラシで軽く磨いた後、流水でしっかり洗い流してください。
その後は、水分を丁寧に拭き取り、風通しの良いところで乾かします。
布だけでは拭き切れていなかった細かい部分もクリーニングできますよ。
定期的にお店でクリーニング&爪チェック
エタニティリングを長く美しく保つためには、定期的に購入したお店でクリーニングを依頼するのもおすすめです。
その際に、ダイヤモンドが揺れていないか、リング自体が曲がっていないかなどをチェックしてもらうこともできます。
専門のスタッフに見てもらうことで、自分では気づけないトラブルを未然に防ぐことができ、エタニティリングの寿命を延ばすことができます。
特別な結婚指輪をLEGANで相談しよう
気品があり華やかなエタニティリングを結婚指輪として選べば、他の人とは違った特別感を味わうことができます。
ですが、ダイヤの入っていないプレーンな結婚指輪と比べると繊細なため、どんなデザインを選ぶかが重要です。
自分のライフスタイルに合ったデザインを選んでストレスなく楽しみたいですね。
他にも、デザインだけでなくどんなお店で購入するかも非常に大切なポイントです。
爪が浮いてしまったり、石外れがあったときにすぐに相談できる信頼できるお店で購入しましょう。
北海道で70年以上続くブライダルジュエリーショップ「LEGAN」では、その知識と経験を活かしお客様に最高の結婚指輪をご提案いたします。
希少な天然ピンクダイヤモンドを数多く取り揃えているお店としても知られており、自分好みの色合いをチョイスできます。
10種類の地金、表面仕上げ、ダイヤモンドの数を変更するなど、様々なアレンジを楽しめる「アレンジオーダー」も人気です。
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監修者

副店長:奥野 礼奈
LEGANにてブライダルジュエリーのコンシェルジュとして、
これまで数千件のカップルの方に、婚約指輪・結婚指輪のご案内を
して参りました。
この経験を活かし、これからご結婚される方向けに
婚約指輪や結婚指輪に関する有益な情報提供を行いたいと願っています。
LEGAN(レガン)について

日本で有数の老舗ブライダルジュエリー工房で製作した高品質なリングを提供する1946年創業のブライダルジュエリーショップ。
アレンジオーダーと希少な天然のピンクダイヤモンドの豊富な取り扱いがLEGANの強みです。
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また経験豊富なコンシェルジュが、お客様の肌の色や手や指の形、アレルギーなどに合わせたご提案を行うこともできます。お気軽にご相談ください。
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